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混合在庫のまま出品してもいいの?
こんな悩みを解決します。
AmazonのFBAサービスで出品時に一部の商品だけ「混合在庫」や「No_Label 」と表示されることはありませんか?
実はこれ、「ラベルなし混合在庫サービス」というAmazonのサービスなんです。
「混合在庫サービスは利用した方がいいの?」といった疑問もあると思いますが、
結論から言うと、Amazonの混合在庫サービスは利用しない方がいいです。(初心者は特に)
今回はこの理由も含めて混合在庫サービスについて解説していきますね。
こんな方向けの記事
・混合在庫サービスって何?
・混合在庫サービスは利用した方がいいの?
・解除したいんだけど解除方法は?
Amazonの混合在庫とは

まず、混合在庫とはどういったものかをご説明しますね。
AmazonのFBAサービスに納品する場合、
Amazon倉庫側での保管方法が2種類あります。
①通常保管
②混合保管
そして、こちらの混合在庫サービスに適応される商品は以下の通りです。
- 新品であること
- Amazonカタログの各ASINに一致する読み取り可能なUPC、EAN、ISBN、
またはJANバーコードが1枚貼付されていること - 賞味/消費期限がない商品であること
- 日用品または局所用製品(シャンプー、石鹸など)ではないこと
- 危険物でないこと
次に通常保管と混合保管の違いですは、通常在庫は商品Aに対してセラーごとにSKUを設定して倉庫で管理をしますが、混合在庫はSKUは全く適応されずASINでの管理となります。
例えば
Aさんが納品した商品(電気シェーバーとしましょう)は通常在庫の場合、【電気シェーバー・Aさん】という風に商品と出品者の名前が商品情報として、Amazonに登録されて保管されます。
混合在庫の場合は納品した電気シェーバーが他の出品者の商品と一緒にAmazonの管理棚に保管されるということになります。
この場合、電気シェーバーは他の商品と混ざってしまうので、自分が出品した商品がどれなのか分からなくなってしまいます。
Amazon混合在庫のメリット・デメリットは?

こんなサービスがあるってことはもちろんメリット・デメリットが存在します。
Amazon混合在庫のメリットは?
Amazon混合在庫のメリットは商品ラベルを貼らなくていいことです。
Amazonの倉庫に送ってしまえば、商品ごとに管理されるので出品者が一つ一つ商品ラベルを貼らなくても良いのです。
出品する商品が多ければ多いほど、商品ラベルを貼付する手間も時間もかかってしまいますよね。
Amazonにはラベル貼りサービスなどもありますが、こちらの混合在庫サービスを利用すれば、ラベル貼りサービスを利用する費用もそれによるミスも事前に防ぐこともできます。
商品数が増えれば増えるほど、納品の手間が増えてしまいますのでそんな方には良いサービスと言えます。
Amazon混合在庫のデメリットは?
次はデメリットのご説明です。
このAmazon混合在庫は商品を送ってしまうと、誰が出品者かに関わらず、同一商品全てが同じものとして同じ棚に陳列されてしまいます。
ここが大きなポイントです。
他の出品者が出品した商品と混ざってしまうということはつまり、他の同一商品にが不良品だったり、状態が悪い商品するものが自分の商品として出荷される可能性があるのです。
仮に、自分が真品を送っていたとしても他の出品者が偽物を扱っていた場合、それが自分の商品として発送された場合、自分が偽物を販売してしまったことになってしまい、これが発覚してしまうと最悪の場合、アカウントの停止の可能性まであります。
これは恐ろしいですね...
作業が楽になるというメリットの為にこのサービスを利用するにはリスクが高すぎると思います。
Amazon混合在庫の解除方法は?
このAmazon混合在庫の設定ですが、初期設定として登録されているのではないでしょうか?(私のアカウントは最初から設定されていました。)
それではどうやって解除するのか?ということですが手順を説明していきますね。
①セラーセントラルのトップ画面右上の『設定』タブを開き『FBA設定』を選択します。
②『FBA商品のバーコード設定』の『編集』を選択
③『Amazonの商品ラベル』を選択し、更新を選択
①セラーセントラルのトップ画面右上の『設定』タブを開き『FBA設定』を選択します。

②「FBA商品のバーコード設定」の【編集】を選択

③【Amazonの商品ラベル】を選択し、更新を選択

上記の設定を行うことでAmazon混合在庫の解除ができます。
まとめ
今回はAmazon混合在庫について解説しました。
Amazon混合在庫サービスは初心者には特に気をつけた方が良いサービスです。
メリット・デメリットをよく理解した上で利用することをおすすめします。
でも実際、納品のラベル貼り作業は手間隙がかかるので避けて通りたいですよね...
しかし、個人的には極力利用しない方がリスクヘッジには繋がるのかなと思います。
慣れてきてこちらのサービスを使った方がメリットがあると思えばいつでも変更できますからね。