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セルフハンディキャッピングとは?具体例と克服する5つのコツ

2020年2月28日

今回のテスト思ったよりも点数取れなかったなあ。

でもテスト前に部屋の掃除しちゃったから仕方ないな

こんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

この現象はセルフハンディキャッピングといわれるもので、

あなたがついやってしまったと思っていること、

実はこれ、無意識に失敗したときの予防線を張っていることなのだそうです。

✔ 勉強しなければならないのに...
✔明日までにプレゼンの準備をしないといけない...

こんな時に限ってこの症状が現れてしまいます。

今回はそんな症状になる理由と克服法を解説していきます。

セルフハンディキャッピングとは?

セルフハンディキャッピングとは、自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増やすような、行動や行為の選択のことを指す概念のことで、

失敗しても傷つかないように自ら予防線をはっておくことを言います。

a process wherein people protect their competence images by proactively arranging for adversity in specific performances

(訳:特定の行動における困難に対し、あらかじめ積極的に対処しておくことで、自分の能力に関するイメージを守る手段

Higgins, R., C. Snyder and S. Berglas (1990), Self-Handicapping: The Paradox That Isn’t, New York, Plenum Press.

あなたは、テストの直前になるとついつい部屋の掃除を始めたり、手元にあったマンガを読み始めてしまった経験はありませんか?

これこそがまさにセルフハンディキャッピングというものなのです。

先に言い訳を作っておくことで、テストの結果が悪かったとしても、「テスト前に部屋の掃除をして時間がなかったからな...」と罪悪感を減少させることができます。

しかし、どうして無意識にこのような行動を起こしてしまうのでしょうか。

実はこのセルフハンディキャッピングと言われるものは、自分よりもむしろ、言い訳を作ることで友人や家族などに対して、評価を下げないようにするために行われるのです。

セルフハンディキャッピングのメリット・デメリット

セルフハンディキャッピングのメリット

失敗したときの精神的ダメージが減る

セルフハンディキャッピングは、失敗した自分の心を守るために事前に言い訳を作っておくという性質があります。

これは心理学用語で「自我防衛機制」と言われるものの一つなのですが、このように事前に言い訳を用意しておくことで、結果が出なかったときに「○○をしてしまったから」と自尊心を守ることが出来ます。

また、反対にセルフハンディキャッピングを活用した上で結果が出た場合は、「○○をしていたのに成功した」と捉えることができ、自尊心の向上に繋げることもできます。

セルフハンディキャッピングのデメリット

向上心が薄れ、次の挑戦に結びつかなくなってしまう

セルフハンディキャッピングを行っている方は「自我防衛機制」に意識が向いてしまい、目的の達成がおろそかになってしまいます。

その結果、自分の身を守ることを優先してしまい、次の挑戦に進むことができなくなってしまう傾向があります。

また、セルフハンディっキャッピングを行うことで、周囲から「言い訳が多い人」というイメージを持たれる恐れがあり、評価が下がりやすいといった悪影響があるようです。

メリット・デメリットを聞いてみるとデメリットの方が大きいようなイメージがありますね。

セルフハンディキャッピングを克服する5つのコツ

上記まで、メリット・デメリットをご紹介しましたが、できれば、無意識であってもハンディキャップのない人生を送りたいと考える方も多いと思います。

そこで、最後にセルフハンディキャッピングを克服する5つのコツをご紹介いたします。

1.失敗を失敗だと思わない
2.失敗は恥ずかしくないと考える
3.失敗しても言い訳をせずに次へ進む
4.成功する理由を用意する
5.セルフハンディキャッピングの概念を理解する

失敗を失敗だと思わない

発明王ともいわれるトーマス・エジソンの名言にこんな言葉があります。

「 私は失敗したことがない。ただ、1 万通りのうまくいかない方法 を見つけただけだ。 」

エジソンは電球を発明するために1万回もの試行を繰り返したといわれています。

そして、試行を繰り返したという事は、言い換えれば何度も失敗を重ねたとも言えます。

しかし、彼はこの過程を全く恥じていなかったようです。

どんな偉大な発明者も失敗なくして成功した者はいないといわれますよね。

失敗を成功までの過程と考えることができれば、セルフハンディキャッピング克服に繋がります。

失敗は恥ずかしくないと考える

セルフハンディキャッピングをしてしまう方の多くは、

「失敗したくない」

「恥ずかしい思いをしたくない」

という理由で失敗したときの保険を掛ける方が多いと思います。

しかし、何事にも失敗なくしては大きな成果にたどり着くことはできません。

全力で取り組んだ結果、失敗するということは恥ずかしいという感情よりも、

大きな成長に繋がっているという事象が多いです。

一生懸命努力した結果の努力です。胸を張ってみましょう。

失敗しても言い訳をせず次に進む

失敗してしまうとつい、「でも」「だって」「だけど」と言いたくなりますが、グッとこらえてみましょう。

友人関係でも、仕事でも失敗した時に言い訳をされるよりは、「すいませんでした!」と潔く認めて次に向けて行動し始める人の方が信頼感を感じますよね。

言い訳をすること自体は、「自我防衛機制」なので必ずしも悪いということはありませんが、失敗を失敗と認めることで、次の行動に繋がり、さらに周囲に良い印象を与えることにも繋がります。

成功する理由を用意する

失敗する未来を想像してしまうと、その失敗に対する保険をかけてしまいます。

それでは、反対に成功する理由を用意してみるのはどうでしょうか。

成功する理由を用意することでその成功までの過程が具体的になります。

その成功までの過程に必要ないもの(セルフハンディキャッピングになりうるもの)を

積極的に省いていくことで成功までの近道にもなり、やる気にも繋がります。

セルフハンディキャッピングの概念を理解する

セルフハンディキャッピングとは、言い訳を作ることで失敗した時に傷つかないよう、予防線を張ることでしたよね。

それを知っておくだけでもし、テスト前に部屋の掃除をし始めたならば

「これはセルフハンディキャッピングだ」と気づくことができます。

行動の理由を客観的に意識することができたのであれば、次に取る行動も意識的に変更できますよね。

目標がテストであれば、掃除をやめてテスト勉強に打ち込みましょう。

まとめ

いかがでしたか。

今回はセルフハンディキャッピングの内容と克服法をまとめました。

セルフハンディキャッピングと向き合うことができれば自然と成長に繋がります。

失敗を恐れない気持ちをもって、逃げない心づくりを行っていきましょう。

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